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Repair&custom 10

2013.03.01

今回は、袖丈を出すリペアをご紹介いたします。

袖を長くするには、袖口に革を付け足すハギ入れが比較的よくとられる方法の一つ。カフスが付いたような見た目になるので、カスタム色の強いリペアです。

元々、カフス付きの袖は、肘下から袖口にかけてゆったりと適度なゆとりのあるものが多く、タックをたたみカフスの釦留めで袖口を絞り込んで、手首にフィットさせています。厚手の革でボリュームのあるカフスが付いても、袖の通りはく、手首まわりが窮屈にならないのは、ゆとりを持たせた袖のつくりに縁ります。

修理品はライダースジャケット特有の袖口の狭い袖。そして、芯のしっかりとしたステア革。 付け足す革の厚みが手首まわりのストレスにならないよう、なるべく革を重ねない工夫をしたいところです。

そこで、肘下で切り替えられている下袖は、その部分をまるごとパーツ交換。 丈出しに必要な寸法を加え、新たに裁ち直します。

一見変らない下袖、ハギ足しパーツがデザインアクセントにもなっている山袖。 袖口まわりはすっきりと仕上がりました。

工場のストックのなかから、厚みと風合いの近い革を選んでいるので、ほとんど違和感はありません。 が、袖を通していないため、少し固い表情。自然なアタリが欲しいところ。

ここから先、新しいパーツをジャケット全体と馴染ませるのは、お客様にゆだねることとなります。

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